日付を確認したり、自分や家族、同僚の予定を把握したりするためのカレンダーは、ほとんどの家庭やオフィスに1つはあるのではないでしょうか。カレンダーは、毎日目にするアイテムであり、企業のPRやブランド認知向上に役立つノベルティのひとつです。
特に年末年始の挨拶や販促ツールとして活用されることが多く、実用性の高さから長期間使ってもらえるというメリットがあります。この記事では、ノベルティとしてのカレンダーのメリット、種類ごとの特徴、選び方について詳しく解説します。
カレンダーは、企業のコミュニケーションや、SP(セールスプロモーション)のためのノベルティとして定番となっています。それはなぜでしょうか。ノベルティとしてのカレンダーのメリットを紹介します。
カレンダーはデスクや壁に設置されるため、毎日繰り返し目にする機会があります。他のノベルティグッズと比べても、視認性が高く、年間を通じて企業名やブランドメッセージを自然に伝えることができます。
ボールペンやメモ帳などと同様に、カレンダーは日常生活での必需品です。そのため、顧客や取引先にとっても使いやすく、無駄になりにくいノベルティといえます。
デザイン性の高いものや、オリジナリティのあるカレンダーは、企業のセンスやこだわりを伝えることができます。特に環境に配慮したエコ素材のカレンダーや、地域の文化を取り入れたデザインなどは、企業のブランド価値向上につながります。
カレンダーには多くの種類があり、ターゲットや用途に応じた最適なものを選べます。例えば、BtoB向けにはシンプルで機能的なデスクカレンダー、一般消費者向けには美しいビジュアルの壁掛けカレンダーなど、配布対象に合わせて選択できます。
カレンダーにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、代表的な種類のほか、ちょっと変わったおもしろいカレンダーもご紹介します。自社のノベルティとしてどのタイプが効果的か検討してみてください。
壁掛けタイプのカレンダーは、A2やB3などの見栄えのするサイズのものが多く、用紙の上部をホルダーで留める仕様が一般的です。環境に配慮した紙製のホルダーもあります。
中綴じ冊子タイプは、丸めて保存する必要がないので場所をとらず、郵送にも便利です。予定を書き込みやすいようにシンプルな構成にして暦部分を広くとったり、逆にポスターのように絵柄を楽しめるよう暦を小さくしたりと、レイアウトはイメージに合わせて変えることができます。
通常は1枚の用紙に1か月分の暦を入れた12枚つづり(表紙を含めて13枚)か、1枚に2か月分の暦を入れた6枚つづり(表紙を含めて7枚)が主流です。
オフィスでは、各デスクに置ける卓上カレンダーがとても便利です。 企業の受付や小売店でも、電話を受けたときに日付を確認したいことは多いもの。このようなビジネスシーンを想定した取引先へのノベルティをお探しなら、卓上カレンダーは最適です。
B6サイズ程度の用紙をリングやホルダーで留めたもののほか、CDやハガキサイズ、名刺サイズなどのカードタイプのカレンダーをホルダーに入れて使用するタイプも人気です。配布先がオフィスである場合、暦部分が広く、予定を書き込みやすいレイアウトがおすすめです。
迫力ある大判のポスターにカレンダーの実用性を持たせたポスター型カレンダー。お祭りや観光地のPR、キャラクターを使ったPRなど、見せたいものが決まっているときに大きなインパクトを与えます。大判ですが1枚なのでコストを抑えることも可能です。
毎日1枚ずつめくる日めくりカレンダーは、懐かしい印象がありますが、若い世代の間でも人気です。1枚ずつめくるごとに新たな発見があるカレンダーが増えており、例えば偉人の名言や、毎日英単語が覚えられるもの、日替わりイラストや雑学など、日々のちょっとした学びを提供するカレンダーが人気です。日めくりカレンダーはページが多すぎると感じる場合には、週めくりカレンダーもあります。
名刺ほどの小さいサイズのカレンダーで、財布や手帳に収まりやすいため、外出先でもスケジュールが確認しやすい利便性があります。シンプルなデザインから企業のロゴやメッセージを効果的に伝えられるデザインまで、幅広く展開されています。
マグネットカレンダーは、特に家庭での使用に適しており、冷蔵庫などの目につく場所に貼ることで、日々の予定を確認しやすくなります。耐久性が高く、紙製のカレンダーよりも長期間使用できる点も魅力です。
1年間持ち歩けるダイアリーや手帳も、カレンダーと同様に効果的な販促アイテムです。見返し部分や後半の情報ページに、企業の問い合わせ先や便利な製品情報、サポート情報などを加えるとオリジナリティが増し、問い合わせのきっかけにもなります。ビジネスシーンでよく使われるため、持ち運びしやすくシンプルなデザインが人気です。取引先のほか、就活生へのノベルティとしても喜ばれるでしょう。
美しいカレンダーとして1年間使ったあと、組み立て直すと扇子に変身するカレンダーや、その月が終わってカレンダーのページを切り取ると、かわいらしいイラストがお面になるものなど、工夫を施したカレンダーもあります。ユニークなアイデアを活かした個性的なカレンダーは、受け取る人に楽しさを届けることができます。ファミリー層をターゲットにする企業であれば、子どもに喜ばれるカレンダーは、良い印象を与えることができるでしょう。
関連リンク:
>子ども向けプレミアム・ノベルティ製作
>ファミリー層向け 販促を成功させる4つのポイント!【無料eBOOK】
>丸紅情報システムズ株式会社様「扇子ofワンダー・50周年カレンダー」
ノベルティとしてのカレンダーを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。効果的なプロモーションにつなげるための、最適なカレンダーの選び方を紹介します。
カレンダーを受け取るターゲットに応じて、適切な種類を選びましょう。オフィス向けなら卓上カレンダー、家庭向けなら壁掛けカレンダーやマグネットカレンダーが適しています。
企業のイメージに合ったデザインにすることが重要です。ロゴや企業カラーを取り入れたり、親しみやすいビジュアルを採用することで、企業のブランドイメージを高めることができます。
カレンダーには、書き込みスペースの有無やサイズなど、機能面での違いもあります。例えば、予定を記入できるタイプのカレンダーは、実用性が高く好まれやすいです。
ノベルティの予算に応じて、最適なカレンダーを選ぶことも重要です。大量配布が必要な場合はコストの低いポケットカレンダーやシンプルな卓上カレンダーを選ぶとよいでしょう。
カレンダーはサイズが大きいものもあるため、手渡しするのか、郵送するのかを事前に決めておくとスムーズです。郵送する場合は、折りたたみ可能なタイプや軽量なものを選ぶとよいでしょう。
環境への配慮が求められる現代において、再生紙や植物由来のインクを使用したエコカレンダーの人気が高まっています。SDGsやCSR活動を推進する企業にとって、エコカレンダーはブランディングの一環として効果的なノベルティとなります。
魅力的なカレンダーを作れば、目の届く場所に飾られ、1年を通して毎日見てもらえます。販促グッズという枠にとどまらず、企業イメージやサービスを表現するコミュニケーションツールとしてカレンダーは活躍します。配布先の方々に喜ばれるようなカレンダーを作成しましょう。
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