コロナ禍で変化した営業スタイル。建材メーカー様は、床材サンプル帳のツールとしてのポジションを変える必要がありました。その際に弊社が提供する新たなスキャニング技術が効果を発揮しました。
課題
サンプル帳の運用を改善したい
- コロナ禍で対面営業の機会が減少。従来の現物(チップサンプル)を貼付したタイプのサンプル帳ではなく、現物をお客様に確認いただく前段階の、新たなタイプのサンプル帳をつくりたい。
- 現物を貼るタイプは重くて取り回しが良くないので、軽量化で便利にしたい。
- 廃棄の際に産業廃棄物扱いとならない、環境に配慮した仕様に変えたい。
- お客様にはしっかりと製品を選択いただける品質は担保したい。
解決策
高精細スキャン「テクスチャスキャン」で現物を精緻に再現
環境に配慮した素材を活用
- 従来の現物を貼り付ける仕様を廃し、高精細スキャン技術「テクスチャスキャン」によってリアルな質感の印刷で現物を表現。
- サンプル帳の用紙には、適切に管理された森林資源を使用したFSC用紙を使用。インキには生物由来の原料を一部に使用したバイオマスインキを採用。
効果
手に取りやすいコンパクトなサンプル帳が完成
ブランディングにも貢献
- 現物を使わずとも、製品の色調、風合いを表現した新しいツールが完成。
- 従来に比べて新たな見本帳は、厚さが約7分の1、重さが約10分の1と軽量化。営業担当者が、気軽に手に取り、持ち運びができるコンパクトなツールとなった。
- 現物を貼付しないため、可燃ごみとしての廃棄が可能になった。また、環境にも配慮した素材を用いて作成することで、SDGsの観点からも新しいタイプのサンプル帳として、同社のブランディングに貢献。
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